モバイル端末でのSNS需要を見込んだが撃沈 約10年の時代を先取りし過ぎた「INQ」【スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典】
|◆ASCII掲載記事(連載):スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典
モバイル端末でのSNS需要を見込んだが撃沈 約10年の時代を先取りし過ぎた「INQ」
スマートフォン各メーカーの歴史を2週間ずつで振り返る、「ASCII倶楽部」(有料)の連載。
超マイナーメーカーのINQに迫ります(1回完結)
新興キャリアのThreeは3G専用キャリアとしてスタートしたこともあり、顧客獲得にかなり苦労したようです(香港はOrangeの3G専用ブランドとしてスタートしたのでなんとかがんばっていました)。3G端末がNECとMotorola、LG程度しかなくなかなか顧客を増やせない中、低利用客を引き込むためにINQを作り低価格端末の投入を開始。SNS対応フィーチャーフォンは注目できる存在でした(OSはBrew)。時代の流れに応じてスマートフォンも手掛けたものの、ライバルが一気に登場してThe Endに。アジアンテイストのパッケージなど(ググってください)攻めの姿勢は悪くありませんでした。
モバイル端末でのSNS需要を見込んだが撃沈 約10年の時代を先取りし過ぎた「INQ」
ASCII倶楽部は1080円/月(税込み)の有料サービス。ASCII電子版バックナンバーも読み放題。3日間無料お試し可能。本連載を読まれたい方はぜひご加入してください。