数年ぶりに広州の携帯電話パーツ問屋街へ
|以前は中国企業との仕事もあり数か月おきに広州通いしていた時期もあったのですが、最近は行く機会も無くなっていました。広州にも携帯電話のパーツを売っている、ShenZhen/深圳の華強北のようなエリアがあるのです。今週(10月21日)数年ぶりに訪問してみました。
なお広州市内にははるか昔、中古携帯市場があちこちにあって1日かけてそこを回ったものです。またNokiaのキーパッドの多言語のものは広州の問屋だけでしか買えませんでした。E61の日本語キーボードVodafoneロゴ入りとかレアなものを見つけて売ったりしていたのが懐かしい...
以前は深圳はパーツ、広州はケース、なんて問屋が主に扱う品物は分かれていたのですが、今はもう区別は無いですね。ただ広州の各問屋は卸売基本のところが多く、1個はダメだったり注文して翌日受け取りな店がほとんど。深圳のように個人がふらっと立ち寄ってケース数個を買える店の数は少な目です(まあ店は沢山あるので回れば個人売りの店も多いのですが、深圳よりは少ないということ)。
客層はアフリカ人など新興国の人種が深圳より圧倒的に多いのは広州空港への直行便があるからか。深圳だと香港入りでコストがかかるし。洋服やカバンも一緒に見るなら広州は問屋が多いのでいろいろ仕入れるバイヤーは広州を選ぶのかも。そんな客層を反映してか、置いてあるものも新興国を意識したものが目立ちます。MicromaxやIntex、そして先日記事を書いたTecnoのスマートフォンのパーツなどは深圳では見かけません。スピーカーも裏側に「Africa」と書いてあるものがあったり。スマートフォン用のスライド式Bluetoothキーボードも深圳はかなり減っていますがこちらはまだまだ多数、Galaxy S4用など古いものも見つかります。
ケースなどアクセサリだけを見に行くなら深圳ほうがベター。とはいえ広州にしかないものもあるので、観光ついでに行くのがよいかもしれませんね。