ヤンゴンプリペイドSIM購入まとめ
|ざっくりとまとめます。なお記事もいつものITmediaの連載のほうにも掲載しました。
海外プリペイドSIM導入マニュアル――「ミャンマー・ヤンゴン2014年編」
– Yangon空港のTourlist InformationでOoredooを販売
現地でのMyanmarチャット(MMK)への両替はひとまず荷物を受け取ったエリアの制限区域内で両替。2014年11月17日、1USD=MMK1010でした(USD20札)。USD100札だともうちょっとレート良い。
1. まずYangon空港の到着ロビー。着いたのは18:10くらい。
MPT:Mobile Rengalの看板を掲げる「Asia Mega Link」で取り扱い。MPTの垂れ幕もあるのでわかるでしょう。ただ、翌日市内のMPT店へ行く予定だったのでここでは購入せず
Ooredoo:Tourlist Infomationデスク(写真上)で販売。その隣のTAXIスタンドでも販売。パスポート不要。SIM代がKMM5000(約570円)。チャージはその場で買えてKMM5000単位。
Telenor:荷物受け取る制限区域内、両替所の並びにあり。ところが18時で閉店で購入できず。
2. 市内のほうはというと、
MPTの直営店:9:30開店で10:00に行ったらもう品切れ。話によると朝8時くらいから並ばないとだめらしい。定価KMM1500で買えるけどパスポート必要。
市内の屋台:どこも相場はMPT KMM6500、Ooredoo KMM5000前後、Telenor KMM4500前後。MPTとTelenorは屋台で購入しました。
– 屋台結構あちこちにあります
3. 料金、設定。
MPT:SIM購入後にデータ通信を申請するため別途KMM10000のチャージが必要(登録費)。データ登録はOrderdata serviceと書いたSMSを1331に送信。登録完了後、SMSが届く。
購入時にKMM300のボーナスあり。データ料金は3GでKMM4/分、2GでKMM2/分と分課金。なのでマメに通信を切る必要があります。
また残高がKMM200を切ったら通信できなくなったので、ボーナス分は全てデータ通信に利用できないのかも。
APN mptnet
ユーザ名 mptnet
パスワード 0000 (ゼロが4つ)
Ooredoo:SIMにはWelcomとして10MBとKMM500が付属。データ料金はKMM10/MBとわかりやすい。つまり(概算)KMM5000チャージで500MB、KMM10000チャージで1GB利用可能。今回はSIM購入時にKM10000をチャージ。
データパッケージ(リンク)があるのでそちらがお得。*133#発信でUSSDで申請可能。
50MB/KMM399/日
500MB/KMM3900/月
1GB/KMM6900/月
2GB/KMM12,900/月
5GB/KMM29,900/月
10GB/KMM55,900/月
APN Ooredoo
ユーザー名 Ooredoo
パスワード 無し
Telenor:SIM購入後にチャージをしようとしたらうまくいかない…一旦開通しないとダメみたいで、ヘルプデスク696に一瞬通話するとSMSで開通メッセージが届きます。あとはチャージ。データ料金はKMM6/MB(300kbps)。KMM10/MB(2Mbsp)利用はSMSで500番にsmartと書いて送信。
データパッケージ(リンク)は以下の3つで、最後の文字をSMSで500番に送信。
100MB/KMM500/週/300kbps – myweek
500MB/KMM1900/月/300kbps – mymonth
1GB/KMM6600/月/2Mbsp – smartmonth
APN internet
ユーザー名 無し
パスワード 無し
4. Yangonの中華街を中心に使ってみた感想。
MPT:カバレッジは広いが主要観光地でつながらないことも。2Gに落ちるエリアもたまにあり。データ速度も一番早いように感じる。
Ooredoo:カバレッジはMPTレベル、MPTよりも広いかもしれない。室内もほぼ問題なし。
Telenor:カバレッジ狭い印象。データ切れると復活が遅いことも。室内はトイレに入ると切れるなども。
ということで、個人的にはOoredooが一番無難に思えました。データ通信もすぐにできて計算わかりやすい上に、空港でも購入できますから。なお他の都市での使い勝手は不明なので、来年の再訪時にまた試してみようと思っています。