4G LTE Roaming Data SIMを韓国と日本で使ってみた
|前エントリでも紹介した、3HKの海外用データローミングプリペイドSIM「4G LTE Roaming Data SIM」を韓国と日本で使ってみました。
製品ページはこちら:4G LTE Roaming Data SIM
アジア6カ国 – 以下で利用可能:韓国KT、日本DoCoMo、台湾FET / Taiwan Mobile、Thailand True、Singapore StarHub、Indonesia Hutchison / Indosat
ひとまず箇条書きでまとめます。
利用開始時はまず開通作業が必要。現地でネットワークを掴んだら次のコマンドを発信。 ##107*01#
続けてデータパッケージの申請が必要。つまりASIA用を買ったものの、そのASIA用のデータパッケージを申請する必要があるということです。このSIMは「中国&Macau」「ASIA」「Europe&Hong Kong」の3種類が売っていますが、入っている金額が異なるだけで、それぞれのパッケージが申請できるというわけですね。
ASIA 4日定額パッケージ申請は、*127 *04 #
APN設定はmobile.lte.three.com.hk
当然だけどデータローミングはONに
まず韓国に到着後、KTの電波を掴み、上記操作を実施。パッケージ申請が通るとSMSで通知されます(同時に残高から料金がひかれる)。続けてネットワークサーチで4Gを掴もうとすると掴めず。3Gのみ利用可能。
テザリングをONにすると、しばらくは使えていたもののデータ通信はOFFに。その後再度テザリングをONにすると即座にデータ通信OFF。テザリングはNG。
韓国での利用を終え、そのまま日本へ。日本到着後、電源を入れてドコモを掴むと3Gで通信開始。ところが一瞬LTEにつながるも、すぐに無電波状態に。改めて手動で検索して3G固定にする必要あり。韓国では「4Gを掴まない」日本では「4Gを掴みに行って、掴んだ瞬間ネットワーク無しに」という挙動。なので日本では3G固定にしておく必要あり。
テザリングは日本でもNG
そのまま4日使い、5日目の15:30くらいに「パッケージが切れるよ」とのSMSが到着。もしかしたらオマケで半日くらいついていたのだろうか...
とまあ簡単ですけどこんな感じ。テザリングできないのは痛いものの、1か国経由して他の国へいくとかの場合は使い勝手高いでしょう。定額なのも安心ね。
* 日本で使う場合、ローミングとなります。つまり海外機に入れて日本での利用合法