SmarToneの欧米共用データプリペイドSIM(1GB/15日)を4カ国で使ってみた
|SmarToneが販売している「ヨーロッパ&アメリカ&オーストラリア&ニュージーランド用データプリペイドSIM」を、先日のIFA&CTIA欧米出張時に試してみました。SIMは1GB/15日/HK$288と1.5GB/30日/HK$388の2タイプ。今回は15日用を購入。
対応国は製品のリンクから。
Europe:United Kingdom , France, Germany, Italy, Vatican City , Switzerland , Spain, Netherlands , Austria, Finland , Sweden, Belgium, Czech Republic, Portugal, Denmark, Hungary, Norway, Iceland, Ireland , Greece, Croatia, Poland, Slovenia, Romania, Slovakia, Malta, Serbia, Liechtenstein, Bulgaria , Albania, Ukraine, Macedonia and Belarus
USA&Canada:USA , Canada , Hawaii and US Virgin Islands
Oceania:Australia and New Zealand
ユーザー登録がいらないので、FranceやGermanyなどでは到着後すぐに使えるのがいい感じ。一方データ通信方式の記載が無いのでMaxでLTEに行けると思いきや、結果は以下の通りで国によっては3Gでした。
利用開始したのはAthensで、SIMをスマートフォンに入れてデータローミングをON、APNをsmartoneにしてすぐに接続可能。テザリングもOK。その後Berlin、London、Las Vegasと使い以下が現地での結果。
London:EEに接続。LTE。
Athens:Cosmoteに接続。W-CDMA。
Berlin:T-Mobileに接続。LTE。途中で半日使えないことがあった。翌朝再び利用可能に。
Las Vegas:AT&Tに接続。W-CDMA。
UK/BerlinではLTEで快適通信。AthensはW-CDMAながらもDL5Mbpss/UL2Mpbsでそこそこ。一方Las VegasではAT&TのW-CDMA接続がDL 0.5Mpbs程度と速度はやや不満。なおテザリングはどの都市でもOKでした。
またBerlinでは滞在数日目のお昼すぎに、突如データが流れなくなり何をやってもだめ(キャリア手動選択にしてT-Mobileにしても接続できず)。翌朝復活したものの、このSIMだけでは繋がらなくなる可能性もあるかも、というちょっとした不安が。1枚で欧米(オセアニアも)共用できるという点では便利ながらも、現地SIMの入手も必須かもしれません。
↑ Londonでは安定のEEで4G接続。速度も30Mbps越えしていた
↑ AthensはHSDPA+、5Mpbsでもそこそこ行ける
↑ Berlinで突如繋がらなくなった。4G通信は表示されるもアンテナ無し(電波掴めず)