香港MVNOが台湾でプリペイドSIMを販売中（台湾香港マカオシンガポール利用可）

* 2016年3月に販売先が追加&バウチャーが台湾でも購入可能に。
* 最新情報：CM MobileのプリペイドSIMの台湾販売先拡大＆台湾ファミマでバウチャー購入可能に

何度か紹介している香港のMVNOのCM Mobile。台湾やSingapore向けローミングSIMも販売しています。そのCM Mobileが台湾のDFSでプリペイドSIMを販売しているとのこと。香港への渡航客向けなのでしょうが、利用可能国は香港、Macau、Singapore、そして台湾。台湾でも使える香港SIMが台湾でも売っているということ。

台湾の販売先は、台北桃園空港、台中空港、高雄空港そして台北市内のEver Rich DFS(昇恒昌)。空港はいずれも出国後の出発ロビーなのでこれから出国する客向け。一方市内の店は台北内湖にある旗艦店で、ここは台北到着後も購入可能。つまり台湾で使えるプリペイドSIMが、身分証明書不要で台北で買えるというわけ。

もちろん料金は台湾キャリアの出すプリペイドSIMのほうが安いのは当然。利用できる回線も3Gのみ。とはいえ台湾で全キャリアのSIMを買っても端末が多すぎてSIMが足りないとか（笑）、ちょっと香港などに足を延ばしたい、って人には有用かも。Singporeでも登録不要で利用可能。

SIMの売価は不明。HK$128分の残高入り。販売価格は恐らく日本円で2000円台（要確認）。

* 追記：いなモンさんのTwitter情報によると、2015年12月30日「高雄国際空港21番ゲート横の書店」でNT$475（約1735円）だったとのこと。

有効期限は30日。残高チャージ可能で香港はセブンイレブン、台湾はファミリーマート。

各国のデータ料金は（PDFはこちら）、
香港：HK$9/50MB/日、50MB以降HK$0.5/MB（1日でリセット）
台湾：HK$2/MB、HK$28（14MB以降）/50MB、以降再度「HK$2/MB、HK$28/50MB」の繰り返し
Macau：HK$1/MB、HK$38（38MB以降）/60MB、以降再度「HK$1/MB、HK$38/60MB」の繰り返し
Singapore：HK$2/MB、HK$68（39MB以降）/200MB、以降再度「HK$2/MB、HK$68/20MB」の繰り返し

香港は日課金制で、HK$9/50MB、それ以降は23:59まで従量課金。
台湾、Macau、Singaporeはスライド式。台湾ならHK$2/MBで使い始め、14MBになるとHK$28。それ以降は50MBまでは課金無し。50MBを超えるとまたHK$2/MB。64MB（50MB+14MB）で総支払額はHK$56になり、100MBまで課金無し、という繰り返し。まあHK$28/50MBと単純に考えればよいかと。SingaporeのHK$68/200MBならそこそこ使えそう。