ファーウェイ「Mate S」日本発表会

先日の日本滞在中にHuaweiが発表会を行ったので参加。Mate Sは日本投入予定とIFA2015時に発表されており、それがようやく正式アナウンスとなったもの。スペックはKilin 935、5インチFHDディスプレイ、1300/800万画素カメラ。アルミ削り出しボディーにベゼルレスディスプレイで質感とデザインにも注力したモデル。但しディスプレイのフォースタッチ対応版は投入されずノーマル版のみ。まだアプリや用途が無いということもスキップの理由か。

価格は79800円と強気。香港ではHK$4888（約77500円）。Huaweiの日本向けモデルはこれまで海外より安価な価格設定のものが多く、このMate Sは楽天での契約時価格64800円（定価より15000円引き）が本来設定したかった価格か。とはいえこの価格で日本にSIMフリー機を投入する英断は余裕と考えていいのかも。

なお同日（日本での発表会の直後）に中国で「Mate 8」が発表されたのはややタイミングが悪かったところ。Mate 8はKirin 950に6インチFHDディスプレイ。Mate Sの日本価格からするとMate 8の日本投入は無しになる？ WQHDではない点がやや非力なMate 8だけにそれも正解か。

Mateを2製品としハイエンドで攻めてきているHuaweiの動き、日本でも台風の目となりそう。