香港消費者委員会の「海外用SIMとルーターレンタル」比較調査

ほとんどの香港人が海外へ行くときは「現地SIMを買う」「ローミング」ですが、最近増えてきた「ルーターレンタル」と「海外用SIM」の比較を香港消費者委員会がレポート。といってもざっくばらん、簡単なものです。SIMに慣れている香港人にはおそらくSIM使うほうが楽なのだけど、大人数で短期ならルーターもコストが安いということを消費者にしらせよう、という内容かな。

このようなものが出てくるのはそれだけ香港人が海外渡航が多いということでもあるし（まあ隣の街はもう海外）、スマートフォンを使ってのローミングデータ通信需要が高まっているということでしょう。海外用SIMの種類も毎月のように増えていますし。

しかし海外用SIMはそれだけビジネスになるにも関わらず、過去に何回か書いたようにMNOキャリア以外はまともな情報を出しているところはわずか。お店に置いてもらってお店の人に任せてればいい、ってことなのかな．．．

日本でもようやく海外SIMが出てきていますが「どれが一番お得か」って回答はありません。また本来は旅行系のメディアがこの手の情報を発信すべき。「海外旅行が多いならデュアルSIMスマホがお得」とか。