Coolpadの5Gスマホ、ODM品で撤退間近かなあ【No.1769】【携帯コレクション】
|中国スマートフォン市場黎明期に市場を盛り上げたCoolpad。2000年代初期は中国の展示会では一番大きなブースを出していました。そのCoolpadの5Gスマートフォン「X10」をゲット。
しかしこれが最後の5G端末になりそうな。最近中国ECを見ると販売してるのは「COOL 20」1機種のみ。去年まではちょい古いモデルも売るなどラインナップを多数そろえていたのが、今は1機種だけ。中国市場からCoolpadブランドのスマートフォンはもう撤退しそうな感じです。一方で日本で出てきたRakuten BIG sはCoolpad製、アメリカでもCoolpadのスマートフォンが出ていたりしているので、海外向け(ODM/OEM含む)に今後ビジネスをフォーカスしていくのかも。
さてX10のSoCはUNISOCのT7510。今回は処分価格で898元でしたが、出てきたときは1000元台前半。そして他社からもT7510搭載の1000元台5G端末がいくつか出ていますが、それらは見た目がほとんど同じ。なので製造元は同じと思われます。
そこで今回一番似ているDoovのT7510端末K10 Proと比較。カメラスペックは異なるけど、カメラ周りの基本デザインは同じ。背面指紋認証センサー、さらに背面の色仕上げが同じ。こりゃ完全に製造メーカーは同じだ。
さて同じなのはいいとして、もしかしてT7510搭載中国低価格スマートフォンのほとんど(形状同等のもの)のODM元がCoolpad、ということなのかもなあと思ったり。そもそもCoolpadはODM/OEMやってるからなあ。
とまあ、スマートフォンの歴史に残さねばならぬメーカーの5G端末を買っていろいろと考えるのでした。
No.1769(2021年83台目)
2021年9月27日追加
coolpad X10 新品フルセット
RMB898